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【生産管理SQCDM】小集団活動とは?内容や心構えなど

お世話になります。

製造業においても 日々、生産だけでなく 何だかんだと言って 色々なことを行いますよね。

QCサークルだとか 小集団活動だとか 種々帳票類の作成だとか 標語を作ったりだとか 色々あります。

さて今回は多くの企業・職場などで行われている 小集団活動について

その内容などを実際に活動を行っている側からの視点で 説明できればと思います。

よろしくお願いします。

今回の内容

・小集団活動とは-内容と要点

-全員参加の日常管理

-目的意識と活動の共有化

-形式で縛りすぎない

小集団活動とは-内容と要点

小集団活動とは一言で言うと 全員参加の経営改善活動の一つ です。

経営改善と聞くと小難しい感じがしますが、簡単に言うと 自分たちの生産活動をより良く改善していこうね って感じの活動です。

小集団活動と言うとよく QC(quality control)サークル活動と混同されがちですが、

小集団活動のうちの一つがQCサークル活動という認識の方が良いかと思います。

活動の中にはQC(品質管理)だけでなく 安全や生産など様々な内容があります。

要点(というか心構え)

小集団活動について私は 時にメンバーの1人、時にサークルリーダーや活動の管理など 色々な立場で活動を行ってきました。

長いこと活動をしていると 上手くいったこと、逆に上手くいかなかったことがありますが、

それを踏まえ 要点と言いますか心構え的なところをお伝えできればと思います。

まあ実際に活動してみての感想みたいなものですが。偉い人や評論家の方には怒られるかもです・・・

活動の心構え

・あくまで全員参加の日常管理である

・目的意識と活動内容の共有化が大事

・形式で縛りすぎると動けなくなる

全員参加の日常管理

小集団と頭に付いた活動ですが 本来は全員参加の経営改善です。

ここで言う 全員 とは経営者から実際に作業を行う人全員のことを指します。何なら他部門の人も含みます。

役職、または職位に応じて権限や管理を行う範囲が異なるので 全員で活動している感覚を持つのは難しいのですが・・・

企業または部門で定められた活動方針に対して 管理者から一般従業員まで、

一人ひとりが自分に与えられた役割と方針とのつながりを理解しながら活動するのが大切です。

また日常管理という視点が大事で 活動する人が普段から問題意識をもって取り組める内容でなければ 活動を継続することは難しくなります

マネジメントの用語で 重点管理(全体に大きく影響する事柄を優先的に行うこと)というものがありますが、

小集団活動においては少々考える必要があります。大きな事柄は小集団レベルの活動で行うには時間がかかりすぎたり 莫大な予算がかかる事があります。

当然、1従業員が莫大な予算と時間を使うことは難しいので それを頭ごなしに何とかしろ と管理者が言ってしまうと だいたい活動が死にます

従業員一人ひとりが目の前の小さな問題を改善していく というのが小集団の華ではないかと私は思います。

難しいことや金がかかる事は偉い人が頑張っていただけると嬉しいです!

 

全員参加の日常管理

全員参加とは方針管理に属した考え方でありトップダウン的な考え方でありながら 、

小さく分けられた集団が 目的意識を持ち 日常管理を行うボトムアップ的な側面を持つ活動こそが正しい姿なのでは、と考えます。

目的意識と活動内容の共有化

非常に私的な考えでアレなんですが小集団とは言えど メンバーが常に顔を合わせる必要はないと考えています。

何なら顔を合わせるのは キックオフ(活動の始め)とクローズ(活動の終わり)だけでも最悪大丈夫ではないかと。

長い活動では中間くらい、小さい活動が一区切りついたくらいで顔を合わせて話せればよいかと思います。

活動の始めで どういった目的で活動するのか、どのように進めるのかを メンバー全員が理解し

それぞれの活動状況や活動の引継ぎが上手くできれば それなりに進んでいく傾向にあります、あくまで経験則ですが。

その場合リーダーは メンバー間の 折衝役(やり取りを円滑にする役)として色々大変でしょうけどね。

もちろん 常に全員顔を合わせて活動できるのが 理想かもしれませんが 動きが取りづらい感覚があります。

実際あった話

※長いですが黄色のマーカーのところだけ読めば大体内容が分かります

全員参加を言葉通りに受けたリーダーは 残業から小集団をやろうとしたが Aさんが急遽用事で中止

また2日後に今度は定時内で活動の予定を組んだが 緊急の仕事が入りBさんとCさんが不参加のため断念。

次の週はAさんが出張のため再来週に活動を計画。そうするうちに仕事がやや増えていき活動に使える時間が少なくなった

期間が開き 以前の活動までに何をやっていたのかうろ覚えになって なんとなく活動が怠くなってきたリーダーは、

メンバーが揃っている日でも「まあ・・・今日はええやろ・・・」となる日が続き 活動が死んだ

メンバー全員が顔を合わせるのに重点を置くと上記のような事例も起こりえます。

大事なのは全員が顔を合わせることではなく 不在のメンバー含め小集団全体に どのように情報を共有するかです。

上記の事例を起こすくらいなら 活動方針に則り行動できる個人の集まりを便宜上小集団と呼ぶ方がマシです。

 

余談ですが 上記の事例で活動を潰したことのあるリーダーは、今 技能士のチラシ裏 とかいうブログを書いてます!

縛りすぎると動けない

生産現場と言っても 連続生産や 個別生産、一人作業や複数人での作業 と様々な形態がありますので、活動しやすいやり方もまた様々です。

小集団活動の代表ともいえる QCサークル活動にもPDCAやQCストーリーなど活動の流れには定石のようなものもありますが、

必ずしも真っ直ぐ進むわけではないと思います。失敗上等、手戻り上等の姿勢が大事です。

管理者が 活動に対して結果の大きさや対外的な見栄えの良さを求めるとロクなことにはなりません

結果の大きさを求めすぎると 本来日常管理であるはずの活動が 重点管理になり、

当然大きな内容は手が出せない場合も多いですから その場合は 活動が停滞するか ハッタリをかますかになりがちです。

対外的な見栄えの良さを求めると、やれ定石通りに進めろだとか なんでこの手法を使わないんだとか

実際の活動に対して全く役に立たないデータを取らされたり 使えない手法を無理やり使うことになるため かえって活動が遅くなることがあります。

結局は言い方にもよるのですが 活動が芳しくない場合は 自分の正しいと思うやり方を押し付けるのではなく、

サークルが 何に困っているか、なんで活動が継続できないかなどを よく聞き 状況を理解したうえで 適切な指摘が出来ると 良いかと思います。

おわりに

お疲れさまでした。

今回は小集団活動について ザックリした内容や心構えなどをお伝えしました。

私自身の失敗談も載せていますが 実際は今回の事例だけに留まらず、もっと色々やらかしてます。

そういった失敗談も含めて 「今はこんな感じで そこそこ活動してますよ」という内容を今後お伝えできればと思います。

とは言うものの どうすりゃ上手くいくんじゃろうか と、私自身 考える日々で むしろ私が教えを乞いたいくらいなんですけどね!

 

今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました!

 

※内容の正確性は少々欠けますのでテストや試験などの参考にされる際はご注意ください。

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