技能士の雑記 生産管理SQCD

【小集団活動】人員の数と割り振り・活動時間の作り方など

お世話になります。

前回に引き続き 小集団活動についてのお話です。

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【生産管理SQCDM】小集団活動とは?内容や心構えなど

お世話になります。 製造業においても 日々、生産だけでなく 何だかんだと言って 色々なことを行いますよね。 QCサークルだとか 小集団活動だとか 種々帳票類の作成だとか 標語を作ったりだとか 色々あり ...

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今回は活動の準備として 人員の数や時間の作り方について考えていきましょう。

よろしくお願いします。

今回の内容

・小集団の人数や時間の作り方

-人数について

-時間の作り方

-管理者の積極的な介入が必要

小集団の人数や時間の作り方

人数について

小集団活動の人数については 5~10人程度がよいとされています。

数が少ないと 課題が大きい場合力不足になったり なれ合いが起こったりし、

人数が多いと 一人ひとりの意見が通りにくかったり 言い方は悪いですがサボる人が出てきやすいためです。

なのですが、

人数が多くても 力不足になる事もありますし、少なくてもサボる人はいますので あくまで目安程度の話です。

個人的に活動した経験からですと 日常的に活動するなら2~5人で十分な印象でした。(2人を集団と呼ぶかはともかく)

5~10人は平均するとこのくらいがいいよ、ってくらいだと思いますので、

生産の方式や 小集団に何を求めるかで変わってくるものと考えてます。

また活動時間の作り方によっても人員の数は検討するべきかと。

時間の作り方

人員の数と合わせて 活動時間の作り方は いくつかパターンがありますので一部を紹介します。

まずは連続生産で 常に全工程に人員がいないと生産ができないパターンです。

組み立てなどのライン生産に多いパターンかと思います。

連続生産での小集団

この場合一斉に工程を停止しないと活動がしにくいです。

前工程が停止すると 後工程がすることがなくなりますし、後工程が停止すると仕掛がたまりすぎて結局前工程も止まります。

仕掛り

製造途中にある製品の事

 

一斉に止めると人員が多くなる場合は 動きやすい人数にチーム分けをしましょう。

またリリーフ人員に余裕がある場合は、活動中だけリリーフと作業を交代するパターンもあります。

リリーフ

作業に遅れが出たり、作業者に欠員が出た時に 補助で入る人。製品異常時などの対応などもしたりする。

何もなければ 体を動かさない分 身体的には楽。異常が起きれば地獄。小集団のリーダーにされがち。

時間の取り方は 一斉にラインを止める必要があるので 全員同じ時間で活動します。

定時内でやるなら 生産の前や昼休憩後・終業前にやることが多いです。

残業から行ったり、休日出勤で活動する場合も多いですが 偉い人は給料をちゃんと払ってあげてください。


 

次に工程が繋がっておらず独立している場合です。機械加工とか事務・サービス業に多いかなと思います。

連続生産でも仕掛をためておける場合はこのパターンにも該当するかもしれません。

エリアごとの小集団

1工程ごとに数名のメンバーがいる場合は その工程を一つの集団にするのも良いです。

職場の全員が停止せずに 工程ごとに時間が作れます

なんと言っても品質異常などのテーマを取り扱う場合は 異常発生時に活動を行うこともでき、その時の状況から原因追及が行いやすいです。

工程ごとに集団を作る場合は 専門性が高い活動ができる反面、後工程との連携が問題になる場合もあります。

集団の年齢層や個々の能力は考慮しにくいかもしれません。


 

工程ごとに数名のメンバーがいる場合は次のような 各工程から人員を出し合うパターンもできます。

エリアごとの小集団②

工程ごとに複数のメンバーが居て なおかつ1人2人作業から外れても 生産が停まらない場合は、

効率は落ちる場合も多いですが 生産を停止することなく小集団の活動ができます

生産を止めなくても良いので ある程度好きに時間を取ることが出来る反面、異常が起きた際 緊急で小集団の活動をすることは やや難しいかもしれません。

工程に前後関係や 品質や作業の結果が 互いに影響することがある場合は 前工程~後工程から見た視点で考えやすいメリットがあります

また一斉に活動するパターンもそうですが 年齢層や個々の能力を考慮した集団を作り易いのがこの形式です。

管理者の積極的な介入が必要

誤解のないように言いますが ここで言う積極的な介入とは 何かと口出しをしたり 過保護になる、ということではありません。

小集団、或いは個人が自発的に活動を行える環境を整える 、これを積極的に行うということです。

活動時間の作り方には様々なものがありますが、結局時間を決めてあげられるのは 基本的に職場の管理者だけです。

生産を一斉に止めて活動する必要がある場合は いつ行うかを決めてあげたり

時間が取れるときにやっといて ではなく、1日或いは1週間区切りで 何時間は活動していいよ など具体的に決めてあげるのが良いでしょう。

まあ そこら辺の判断する権限自体を リーダーに譲渡するならするで それも良いかと思いますが。

どのみち管理者は 生産状況の確認と予測をして 時間を取ってあげるのが大事です。生産を管理するのが 管理者ですしね。

またリーダーやメンバーは 好きなタイミングで活動しても良い と決められた場合でも  慣れないうちは管理者に一声かけてから活動するのがいいでしょう。

活動するタイミングが良いと思っていても 管理者から見ると どうも間が悪い ということがあったり、時間が取れたら優先的にやってもらいたい仕事がある場合もあります。

おわりに

お疲れ様でした。

今回は小集団の 人数や時間の取り方についてお話ししました。

パターンは色々あれど ある程度理想論になってしまうのがこの手の話ですよね。

絶対的に時間が足りない場合は 時間なんて取れませんので・・・

そんな場合はどうすればいいのか、悩んでしまいますね。残業等で活動する場合は せめてお給料くださいとしか・・。

まあ結局時間が足りないのにも だいたいは理由が有ると思いますので そのあたりを上司と話し合ってみるのが良いかもしれません。

上司が取り付く島もない場合は・・・本当にお疲れ様です・・。

 

今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました!

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