技能士の雑記 技能検定対策

結局技能検定って意味あるの?意味ないの?【受験を悩んでいる方に】

お世話になります。 きり彦です。

今回は以下の3点についてお話させていただきます。

・技能検定とは何か

・受験するメリット・デメリットとは

・結局意味ある?意味ない?

この話題は人によって意見が割れることも多いため、

この記事についても(こんな考えの人もいるんだな)程度で受け止めていただければと思います。

 

技能検定とは何か

技能検定について厚生労働省のHPでは以下のように記述があります。

 技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で130職種(※)の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。

引用:厚生労働省HP

また職業能力開発促進法ではこのような記述もあります。

技能検定に合格した者は、技能士と称することができる

引用:職業能力開発促進法 第五十条

要するに「この人はこんな技能を持っていますよー。」っていうのを国が証明してくれる試験であり、

「合格した人だけが技能士と名乗っていいですよ」っていうことですね。

このように合格者のみが名乗れる資格を名称独占資格といいます。

しかし名乗っていいってだけならあまりメリットを感じませんね。

それでは技能検定受験のメリットとはなんでしょうか?

 

検定受験のメリット

・検定を通して基礎・基本の確認ができる

・職務経験の証明になる

・企業によっては資格に手当てが出る

こんな感じでしょうか。

基礎・基本の確認ができる、については検定ですので当然合格に向けて訓練・勉強をするので

しっかり理解しながら進めれば自身のスキルアップにつながります。

また技能検定は受験資格に実務経験が求められるものがおおいので、

職務経験の証明になり同業での転職を行う際には有利になりやすいかと。

手当てについては企業によりけりですが技能検定保持者に「○○〇円/月 支給」といった感じで

基本給に加え手当てがつきます。

といってもそこまで大きい額ではありませんが…塵も積もればなんとやらです。

 

次にデメリットですが

デメリット

・合格しても役に立たない場合がある

・人によっては技能士という名称自体がプレッシャーに感じる場合がある

・受験料がそこそこ高い・訓練に時間を消費する

あえて挙げるならこんな感じでしょうか。

私は職業柄、周りに結構な人数の方が検定を受けておられる環境にいますが訓練・学習のやり方は一つずつ意味を理解して進めていく方、逆に過去問をひたすら繰り返して問題文と答えを覚える、と様々です。

ただ訓練で教えられた手順通りに手を動かす・学科での丸暗記のパターンだと後に残るものが少ないのではないかと思います。

検定で作る製品はおそらく普段の仕事では作ることはありませんし、学科で知らない単語を知らないまま覚えても活用の仕様がないのでそのような場合、「検定受かっても役に立たなかったな」と思われる方もいるでしょう。

もちろん試験であり合格することが大事ですので勉強の仕方自体を否定する気はありません。受験前は上司から言われてしぶしぶ…と言っていてもいざ受けてみると興味が湧いてくることもありますしね。

技能士という名称がプレッシャーになるというのは説明が少し難しいのですが例えば「普通旋盤の1級を持っているのに後輩の旋盤についての質問に答えられなかった」「同期のAさんは検定受けてないのに技能士の自分より上手に作業ができる…」このようなことが少なからず起きてしまうことがあるのです。そのようなときに落ち込んでしまわれる方もいます。

あとは受験料がそこそこ高く資格手当で回収するには数年かかる、休みの日や就業後に練習しないといけない(企業によりますが)といったこともありこれについては年齢関係なくしんどいのではないでしょうか。

私個人の感覚としては資格を持っていること自体がマイナスになることはないと思っていますが、どうなんでしょう…?

 

結局技能検定に意味はあるのか?

ここまでお読みくださった方には申し訳なく思うのですが結局はその人の検定に対するとらえ方による、というのが私の意見です。

実技での手順に対して作業の順番を覚えるのではなく、なぜこのような順番でやるのか・作業を効率よく品質を向上させるにはどうすればよいのか、学科で学んだことを職場でどうにか活かせないか、といった気持ちで臨むと普段の仕事でも活用できることも多くなり意味があったといえるでしょう。

逆に検定の課題を製作するだけの訓練になってしまったり、その結果仕事で活用できなかった場合、意味のない検定だったと感じることもあると思います。

中には「あまり仕事では活かせなかったけど技能士って響き…いいよね」と言われる方もおり、その人にとっては非常に意味のある検定だったのだなと感じます。

終わりに

今回は技能検定ってどんな試験か?メリット・デメリットは?受ける意味はあるのかという内容で話をさせてもらいました。

受ける意味はあるのか?結論としては検定を通して何を学ぶかが重要であり意味を見出すのはあくまで自分である。というのが私の意見です。

受験を悩まれている方につきましては、今やりたいことや目標などが別にあるのであれば強くお勧めはできませんが、そうでない方は一歩踏み出して受けてみてはいかがでしょうか?訓練・勉強をしているうちに意味のあるものになるかもしれませんよ!

 

お読みいただきありがとうございました!

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