ミーティング・MTG・会議・コンファレンス・打合せ・すり合わせ・・・
言い方と意味が 多少は違えど 話し合いの場になりますが、
今回は それぞれにも いろいろな形式がありますよねって話です。(主にミーティングと会議)
アリさん:ワシ、あまり話し合いの場は好きでない。
きり彦:座談会も一応、話し合いの場なんですが・・・。
座談会メンバー
【きり彦】
当ブログ管理人
話し合いでの特技は黙秘。
開始5分前には席についているタイプ。
【アリさん】
今回のゲスト。
何かとゴネたいお年頃。
待ち合わせには滑り込むし何なら遅れるタイプとのこと。
ミーティング?会議?打合せ?
ミーティングや会議など、同じ意味合いで使われるケースもあることと思いますが、
下記のような使い分けをされる事が多いようです。
ミーティング
『情報の共有や 確認をする場』
コミュニケーションや 話し合いの内容に重きを置き、必ずしも結論を出す場ではありません。
「来年の安全活動について こんな感じで決まったけど、反対だったり 違う考えの人居たりする?」みたいな場。
メモ
主催者側は ある程度「こんな意見が出そう」とか「こんな反応がありそう」みたいな感じで考えておくのがいいかなとは思います。
想定外の反応があったときに、逆に困る場面もあるかもしれませんが・・・
会議
『議題があり、結論を出す場』
報告や情報共有ではなく 議題に沿って話し合い 結論を出し、今後の行動について決定する場です。
「今年の反省から、来年度 安全活動の重点項目を決定します。」みたいな場。
メモ
上記の例でいうと、会議の以前に 今年度の振り返りや反省点をまとめておく。
いざ会議の場で「今年度の結果は このようになりましたがどうしましょう?」だと話が無駄に長くなるので、
自分なりに 重点項目の案と 振り返りとの関連性などは話せるようにしておくのがいいかなと思います。
あらかじめ参加者に資料を渡すのも良いですが、皆が皆 個人がまとめた資料を送り合うとややこしいので、
主催者や意思決定権を持っている人、またはその指名者辺りが まとめておくと吉かもです。
打ち合わせ
『事前に相談をしておく場』情報共有や段取りの確認をする場でもあります。
「次回の 安全会議は 1○○、2△△、3✖✖、の順番で話をしようと思うんですが どうですかね?」みたいな感じ。
比較的少人数で行います。はっきりとした定義はありませんが 人員は、会議>ミーティング>打ち合わせ という規模感でしょうか。
きり彦:以上のような感じなんですが、いろんなサイトでいろんな定義を書かれていたので何とも言えないところ。
アリさん:こういう 定義がどうのこうのって 大事なんか?
きり彦:同じテーマで話し合うにしても 会議のつもりで参加する人と ミーティングのつもりの人では準備の具合とかが変わりますからね。
アリさん:ああ、会議で自分なりの意見用意しとかんとグダるんか。
きり彦:そういう事ですね。
アリさん:でも調べたサイトごとで 定義が違ったんやろ?
きり彦:・・・・。
アリさん:事前に 話し合いのテーマ・目的(話合いのゴール)・準備物とかの認識を合わせておくのがいいと思うで。
きり彦:それはそう。
ミーティングにも いろいろあるよね、って話
きり彦:それでは今回のテーマについてです。
アリさん:会議とかにも種類ありそうやが ミーティング限定なんか?
きり彦:『製造業の若手』の方をメインにしたブログですので、一番なじみがあるかなと思いまして。
アリさん:なじみがあるって言ったら 『トラブル時の相談』な気もするがな。
きり彦:それはそう。めっちゃ解ります。
始業ミーティング(朝礼)
いわゆる朝礼、夜勤でも朝礼。
始業時に 連絡事項や体調確認、当日の作業分担などを話したりするやつ。
プライベート→業務 の区切りをつける役割もあったりする。
議長と言うとアレですが 主に職場の職長が担当します。(不在時は適当に誰かがやります。)
アリさん:職長居らんときは リーダークラスがやる事が多いな。
きり彦:逆に無茶振りで 新人がやらされることもありません?
アリさん:「折角やけやってみ やってみ!」「ええ 勘弁してくださいよ⁉」みたいなな。
アリさん:ワシも新人の時やらされたことがあるが、めっちゃ偉そうにやってやったわ。
きり彦:需要をちゃんと理解してますね。
アリさん:あとで先輩が1からやり直したがな。
きり彦:何という無駄な時間・・・。
アリさん:無駄やない。余裕や。
今までで一番疲れた朝礼 byアリさん
アリさん:ちなみにワシが経験した 一番長い朝礼は40分越えやな。
きり彦:zoomの無料プランなら打ち切りですね。
アリさん:ちなみに君が一番疲れた時は?
きり彦:品質クレームが入った説明をしないといけなかった時でしょうか。
アリさん:疲れるって言うか 気が重いだけでは・・・?
ブレインストーミング
いわゆるブレストってやつです。集団発想法とも。
QC活動など、小集団での活動で アイデア出しをするときに行う事が多い。
特性要因図・親和図・連関図などを作る事も多い。(そのうち記事にします)
『アイデアの否定はNG』『質より量』などのルールがあります。
アリさん:『否定はNG』の縛りがキツイ時がある。
きり彦:進行役の舵取りが重要になりますよね。
ワイガヤ ミーティング
『ワイワイガヤガヤ』が語源。立場や役職を超えて 同じ組織の人がざっくばらんに話し合う事。
雑談程度の内容から始め、時間をかけてコミュニケーションを取り、
問題や あるテーマについて 個人個人の内にあるアイデア・意見を引き出し、深掘りし 答えを出す。みたいな感じ。
調べてみると いろいろな流派っぽいのがありますが、一番有名どころはホンダ流でしょうか。
きり彦:やったことありますか?
アリさん:ある が、15分くらいの 短時間だったのもあって どうもな、って感じやな。
きり彦:生産の事を考えると現場だと工夫が必要ですよね。
アリさん:結局 上司が主義主張を述べる場になっている職場もある って聞いたことがあるで。
きり彦:私は それに近い経験があったりしますね。
初見は圧力があったよねってやつ byきり彦
きり彦:ワイガヤに参加しろと言われ 向かった先には 何やら雰囲気のある方々が・・・。
アリさん:龍〇如く?
きり彦:如く〇です。圧迫面接っぽい みたいな話を聞いたことがあるので、似た経験があったなと。
アリさん:実際はどうやったんや?
きり彦:当時は結構 自分の意見を言うタイプだったのもあって、それなりにはワイガヤの体裁を執れたと思います。
アリさん:当時は?
きり彦:・・・。
きり彦:ワイガヤをやる風土や コミュニケーションが普段から取れていない場合、最初は自分の意見を言えるような人でやってみるのがいいかと思います。
きり彦:少しづつ 意見を言える人・言い出しづらい人を混ぜながら慣らしていきましょう。
ツールボックスミーティング
朝礼とも似ていますが 実際の作業場で作業の直前に行うミーティング。(短時間)
始業時だけでなく 休憩後や 作業の区切りが付いたタイミングで行う事もあります。
『工具箱』の前でやるミーティング、と言うのが語源だそうです。
作業の段取りや 危険予知(KY)、体調確認を行ったりします。
アリさん:進行役は 監督者(職長とか)でなくて その作業エリアのリーダー格が多いかな?
きり彦:職長が一方的に行うってパターンも有るそうですが、それだと朝礼とかとあまり差がありませんからね。
アリさん:進行役によって 盛り上がるチーム・シラケるチーム、いろいろあるよな。
きり彦:変化球で言うと 独裁政権風を楽しむチームもあるらしいですよ。
アリさん:楽しむのはええが 変に圧迫しないようにしたり、締める所は締めるようにやらんとな。
ツールボックスミーティングにもいろいろ。
圧迫し過ぎてはいけない・・・。
1 on 1ミーティング
上司と部下が 1対1で 話し合うミーティング。
周期は 1週間・1ヵ月・三か月・半年・1年に一回と様々。製造業だと半年とか1年に一回が多いイメージ。
期間中の振り返りや 今後の目標、普段は話せない相談事などを話したりします。
きり彦:アリさんも 上司側でやったことがあるんでしたっけ。何か注意していること とかありましたか?
アリさん:普段から職場ん人とは よく話すけ、1on1だからどう って話はないが、『話の匿名性や機密性』は守るようにしとるな。
メモ
1on1ミーティングの内容によっては 更に上の上司に取り次いだり 他のメンバーにアクションを起こす場合がある。
その時に 『誰がそんな話をしたのか わからないようにする』こと。
個人名を出さないのは当然のこと、メンバーの関係性によっては 内容によって勘繰られる事もあるのでその辺りも注意する。
きり彦:相談してきた人が「相談した方がややこしくなる」っていうのを避けるためですね。
アリさん:そういうこと。ただ、内容によって 緊急性がある場合は そうも言ってられんこともあるが。
きり彦:ちなみに私は 出来るだけ『お互いにとって望んだ成果が得られる』ように心がけています。
メモ
・やってみたいことがあれば 機会を設ける
・仕事の負担が多ければ 他の人にも割り振る
とかそんな感じ。
アリさん:みんなの意見を聞きすぎるのも よくない思うけどな。
きり彦:そうですね。だから 上司と部下『お互いにとって』、と言うところが大事だと考えます。
きり彦:一人ひとりの意見を 全部は聞いていられない、と言っても 何もしなければ「アイツに相談しても何にもならん」となってしまいます。
アリさん:全体で 何が最適か、っていう判断は難しいよな。
おわりに
お疲れさまでした。
今回は ミーティング・会議・打合せの違いや、ミーティングの種類についてお話しさせて頂きました。
昨今では このような話し合いに 意味はないと言われる事もありますが、『漫然とやる事に意味はない』ものと考えます。
何のためにやるか、目的・目標を考えて 取り組むようにしていきたいですね。難しいですが。
今回は以上になります。
お読みいただきありがとうございました!