技能士の雑記

【与太話】結局 アウトプットの形式に合わせて勉強方法を変えるのが一番じゃね?って話

お世話になります。

プライベートや TwitterのDMで、

「普段どんな感じで 勉強しとるんですか?」

と、聞かれる事が たまにありますので、今回はそんな感じの記事になります。

と言いつつも 別に対して賢くない人間の話ですので、話半分で見ていただければと思います。

よろしくお願いします。

 

 

注意

今回は雑記という事で プライベートで喋っている感じで書いています。

不快に思われましたら 申し訳ないです。。普段は かなり ふてぶてしいので!

 

「どんな感じで勉強してんの?」に対するQ&A

Q:1日にどのくらい勉強してんの?

A:日による。

一切勉強しない日もあれば、2,3時間やる日もあります。

ソシャゲの周回で一日が終わる事もあれば、海外の人に仕事を教えていた時は 仕事終わって4,5時間、外国語勉強していた時もありました。

最近はブログの資料用に 新しいことよりも 復習の意味合いで勉強することが多いです。

 

あと、他人の「全然勉強してねぇし」は当てにしない方が吉です。

保険を掛ける意味で言う人が多いと思いますが、短大時代の友人の中には「2,3時間なんて勉強した内に入らん」って言う人もいました。

恐らく世間には それよりヤバい化け物がゴロゴロいるのだと思ってます。

 

Q:やっぱり書いて覚えますか?(本題)

A:場合による。

多分なんやが 僕がcuteなbabyだった頃に 初めて「パパ!ママ!」と喋った時は、書いて覚えるなんてことはしていなかったはず。

チャリンコ転がす練習していた時も 車輪を回しながら 乗り方をノートに取る事もなかった。

にも関わらず 日本語を喋る事が出来る 自電車に乗る事ができるのは何故か?

会話=喋る、自転車に乗る=車輪を回す、と言った具合に 実際のアウトプットと同じやり方で 覚えてきた からだと考えます。

社会人になって漢字は読めても書けなくなる人が多いのは多分このせい。

漢字を書く というアウトプットに対して 「見る・タイピングする」しかやらないので、インプット=アウトプット の形にならない。

 

※会話についても自転車の乗り方についても 習熟度によっては 書いて勉強することも重要だと思います。

もう少し 具体的な例で教えてください。

例えば QC7つ道具の一つ『散布図』

『散布図 散布図 散布図 散布図 散布図 散布図 ・・・』のように、ノートに100回書いても 覚えられるのは『散・布・図』の三文字だけ。

言葉として覚えたいだけの場合は「さんぷずさんぷず・・・」と唱えるか 頭の中で念じる方が書くよりたくさん繰り返し覚える事が出来る

じゃあ『散布図』って結局何なん?と聞かれたときは それだけでは足りないです。

『散布図』の『意味』を覚えたい場合は『縦軸と横軸にそれぞれ別の要素を~・・・』みたいな感じでやらないと覚えられない。

そこまで覚えたところで、

 

では、散布図を書いてみてください。と いざ言われると 書けない人も結構出てくると思います。

これは『散布図』を『言葉』で覚えているからかと。

つまり、『散布図』を『書く』というアウトプットの仕方を覚えるには 実際に書いてみる方が理解しやすいんですね。

だから教育の場などでは 「それではデータを提示するので 実際に書いてみましょう」みたいな教え方になるわけです。

なるほど、『散布図 ”と” 書く』のではなく『散布図 ”を” 書く』必要があるんですね。

『正しく”書く”』と言う点では 合っているような気もするが、僕が言いたいんは そういう事じゃないねん。

テストや検定で 点数を取る時は それでも多分大丈夫なんやが、ちょっと足りない気がするわ。

生産現場において『散布図』は品質管理や問題解決、とりわけ問題解決の手法で使われる事が多いんやが(現場によります)、

その時に大事なのは ”正しく書く” 事じゃなくて 、”問題を解決する”ことなんや。

その場合のアウトプットは 『散布図を書く』ではなく、問題を解決するために『散布図を活用する』ことなんよね。

図が書けたところで 図から何が解るのか、じゃあどうすべきか の判断ができない人も出てくる。

※いや、アウトプットは問題を解決することやろ・・っていうのは目を瞑ってください。

また 報告の場や 記録に残す場合は正しい書き方が求められます。

Q:だから教育の場では データをまとめる・読む練習をするんじゃないの?

A:旋盤回すんに 飲料水の売り上げと気温の相関を調べてもね、ってところがあるよね。

QCとかの教育ではあらかじめ「このデータを使って図を作ってね。何が判断できるでしょうか?」みたいなんが多い気が・・。

実際の現場では 使用するデータは自分で決めることが多いです。(場合によりますが)

幾通りの組み合わせからデータを選んだり、そもそも 散布図が適しているかすら考える必要があります

 

以前の記事で「コロナ禍での体温測定で標準偏差を求めてみた」みたいなのを挙げていますが、

結論として 別に標準偏差を求めてみてもね・・・感じになってます。

正規分布の見方
【技能士の暇つぶし】体温観察のデータで体温の標準偏差を求めてみた

お世話になります。 新型コロナウイルスが発生して1年と数か月立ちますが、皆さま いかがお過ごしでしょうか。 私は今のところ何とか感染せず生活できております。 感染拡大防止のため 体温観察をしなさい と ...

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偉そうに言ってますが私もちゃんと使いこなせてはいないのです・・!

 

そんなこんなで 『使いどころを判断する・データを選ぶ』に対しては それに合わせた勉強・訓練の方法を取らないといけないと思います。

これは ほぼ愚痴ですが、使いどころが解っていないから 報告の場でもないのに 何が何でもパレート図を作る人が後を絶たないのです。

他の例も聞いてみたいです。

例えば日常のひとコマで

「きり彦さん、身長低いですねw気づかんかったっすオライオライ」

「あーあ、お前 それ、不倶戴天ですぅ・・(怒)」

後輩とこんな感じのやり取りをすることも多いのですが、

【不倶戴天 倶に天を戴か不 ともに てんを いただか ず】

いわゆる ブチギレましたとか 激おこです って場合に使う言葉ですが 何気ない会話の中でウェット()に使おうと思うと

書けるだけじゃなくて 意味を理解し 使う場面を想像できなければなりません。

四字熟語は 会話に使ったり戒めにしたりすることが大切で 漢字の並びを覚えるだけじゃ あまり役に立ちません。

だから学校のテストや漢検でも 慣用句や四字熟語が出たりするんじゃないでしょうか。

つまりこの記事では何が言いたかったというと、僕は知識を実際に使う形で勉強してますよってことです。

学生の頃にそうやってればよかったなと やや後悔

 

書くより活用して覚える方がいいってことですね。

手のひらを反すようで申し訳ないが 書くのも大事やで・・。

要は『書く』ってことが『勉強をするという行動』のアウトプットになってはいけないんじゃね?ってことです。

漢字の書き のように ひたすら書いて覚えることが大事な場合もあれば(※成り立ちとか勉強するのも良いかと)、

算数の10マス掛け算のように 書くことを活用して 反復練習させるのも良いと思う。

 

物事を体系的にまとめたり 要点や特徴を掴むために 書いてみるっていうのは大事だと思います。

ただその場合は『書く』事が目的ではなく、『特徴を捉える』ためのツールとして『書く』があるイメージです。

他に大事にしていることはありますか?

色々イメージしながら 覚えたり だとか、物事を関連付けて覚えるとかはありますが、

今回は長くなりましたので また次回以降で 説明できればと思います。

 

 

今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

 

※なおこの記事を書いている人は 自分が勉強が下手なのを棚に上げて書いてます!

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