技能士の雑記

学生(新人)の頃 「これを勉強しておけばよかった」みたいなことはありますか?

お世話になります。

今回は 学生や新人の頃に 何を学ぶべきか をテーマに 当時は大して勉強をしてこなかった私が さも知ったげに語る会です。

もちろん 職種や環境・立場などで 様々であると思いますので、話半分にお読みいただければと思います。

よろしくお願いします。

今回の内容

・この記事を書いたきっかけ

・勉強の仕方の勉強

・分らないことの調べ方

・人付き合い

記事を書いたきっかけ

私は 会社で新入社員の教育を することがあったり、極まれに出身校で講話(OBと話す会みたいなやつ)をすることがあるのですが、

その時に質問で「学生時代に これをもっと やっておけば良かったって教科はありますか?」みたいな事を聞かれがちなんです。

ただこの質問って 質問される側からすると結構厄介で 返答に困ってしまうんですよね・・・。

 

と言うのも、職に就いてから必要になる知識は 人によって違いますし、そもそも自分が思っていた仕事に就けるかも 定かではありません

機械加工志望で 電気配線をやらされる人もいれば、志望が叶っても「思っていた内容と違う・・・」なんてこともあります。

検定試験みたいに 範囲が決まっているものに対しては ポイント等、言う事が出来るのですが、

上記のような質問に対しては 「うん!全部やろう!」が一番betterな返答になってしまうのです。

 

だからと言って 実際にそのように答えるわけにはいかず、大体以下の三点について話しています

勉強の仕方の勉強

分らないことの調べ方

人付き合い

せっかくなんで ブログの記事にしてみようと思った訳でございます。

 

学生・新人の時に何を学ぶべきか

基本的には 「習う事は全部覚えたいですね」ってスタンスですが、

実際にはそうそう出来ることではないので せめて「こんなんあったな」と薄っすら覚えていられるようにはしておきたいですね。

それに加えて先ほどの3点を身に着けておきたいです。

勉強の仕方の勉強

学生の方の中には 製造業に就けば勉強する事は少ない、という印象を持たれている方もおられるかも知れません。

ですが実際は 学生時代よりも自発的に勉強しないといけないシーンも出てきます

自発的に、ではなくとも 作業を覚えたり、問題解決等の手法を覚えたり、と覚えることは多いです。

したがって 自分に合った 勉強の仕方を知っておくことはとても大事になります。

効率の良い覚え方については 教科ごとに恐らく違う事と思いますので、勉強する内容によって自分に合ったやり方を勉強しておきましょう。

 

よく『○○もやっていた 最強の勉強法』なんてものがありますが、全員に合った勉強方法があるなら 賢い人は皆同じ勉強方法をしているはずです。

しかし、調べたら賢い人が口々に違うやり方をお勧めしていますので 結局は自分に合うものは自分で探す必要があります

ネットで勉用法を調べたり、友人に聞いてみたりして、実践し 自分に合った勉強法を探しておきましょう。

 

分からないことの調べ方

勉強の仕方と やや被っている感じはありますが・・・。

学生の頃や新人の頃は 分からないことがあっても 大体誰かが教えてくれますが、年を重ねるにつれ 今度は自分が聞かれる側になってきます。

つまりは 年を重ねるにつれ、等級・役職が上がるにつれ、教えてくれる人は少なくなっていきます

 

この時に どのように調べ・考え・答えを出すか、が重要になりますが、

学校のテストで出される『問題』とは違い、実務で発生する『問題』は答えが一定ではないことが多いです。

・品質不良を改善するには?

・職場の活動を活性化させるには?

・○○を満たすような 機構を持つ治具の考案

など、人や環境によって 有効な答えは違いますし、取れる行動も制限されます

 

最近はネットで検索して 様々な知識を得ることができますが、検索して調べた『答え』が、自分が置かれている状況に適しているかはわかりません

自分が持っている知識・経験と上手に組み合わせて答えを出していく必要があります。

 

また、検索の仕方にも ある意味技能が必要になります。

どの様なワードで調べると答えに近いものが出るのか、外乱(この場合は余計な検索結果)を如何に排除するのか、実は結構難しいです。

調べ方ひとつ についても、考えのまとめ方・検索の仕方・アイデアの出し方、色々考えることが多いです。

 

これを練習するには『わからないことを作る』のがいいかなと思います。

小さい頃 何にでも「なんで?、なんで?」と親に聞いていた頃が 多くの人にあるかと思います。

そんな気分で 色んな事に興味を持ち、調べる練習をしておくのが良いかと思います。

 

 

個人的には人に聞くのは全然ヨシ!です。 一番早いし・・

ただ、「少しは調べろや」って言ってくる人も多いので・・調べても分かりづらいから聞いてるんですがね・・・

 

人付き合い

仲良くしましょうとか そういうのではないです。

情報の整理の仕方、発言の意図などについて 考えましょうって感じです。

情報は『誰が言ったか』ではなく『何を言ったか』で考える

人間、結構 思い込みがあるものです。(いわゆる バイアスがかかる状態

好感を持てる人・肩書がある人・成績が良い人、などの場合は その人の発言を信じやすいものです。

意見が多数派(マジョリティ)・少数派(マイノリティ)かどうかでも変わったりします。

このような 思い込みと言うのは 判断の邪魔になる事が多く、結果の良し悪しにも関わってきます

誰が発言した内容か ではなく、その内容について 本当に正しいかどうか 判断する訓練をしましょう

 

発言の受け取り方

相手の発言・行動に対して 相手がどういう思いか ネガポジ両面で考えること、逆に自分の発言・行動がどういう受け取り方をされるのか考えることです。

先ほどの『思い込み』の排除に少しは役に立ちますし、相手の発言に対して イライラすることも少なくなるかもしれません。

ただ、考えすぎたら ストレスになったり 何も発言出来なくなったりするので、困ったら自分の都合の良い解釈をするのがいいかなと思います。

(多分ですが 雑談程度なら みんな大して何も考えてないと思います。)

 

発言・発信の意図を考える

先ほどと被りますが 相手の発言の意図を 少しだけ深く考えてみましょう

何が目的なのか、なぜ自分に言ってくるのか(または多くの人に発信)、誰が得するのか、などで考えてみましょう。

分かり易い例が 『ブログ初めてみませんか?』『株投資に興味ありませんか?』とかですね。

もちろん 善意で言ってくれる人もいますが、早い話 こういったことを発信する人は 宣伝を受けて始める人が多ければ多いほど儲かります。

ブログ始めません?→新規の人「どうやればいいの?ポイントは?」→宣伝する人に聞く・またはサイトにアクセスする→宣伝する人が儲かる。

こんな感じです。

新規が増えるほど儲かりますし、成功する人・失敗する人で分かれたら尚更ヨシ!って感じです。

ただ、そう思って物事を始めない場合は 大きな機会を逃すこともあるので メリットデメリット いろいろ考えてみましょう。

もしかすると『技能士のチラシ裏』にも色々な思惑が隠されているのかもしれません…っ。

 

自分の発言・行動が正しいか 自問する

自分の発言や行動に対し倫理的に問題がないか、絶対値的に考える習慣をつけましょう

あの人には言っていいとか、こういう場だからセーフとか、そういうのが許される時代だったとかは 受け取る相手にとっては関係ないです

過去の発言が問題になる人もいますしね。

昔の武勇伝とか、ルール違反にルール違反で返してやったとかは 聞いていてあまり良い気がしません。(個人的に)

 

 

 

こんな感じでしょうか。

他には 旅行や読書とかもいいですよ(個人的に)

今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました!

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